遠い先のように感じた入院生活もあと3日、何にでも終わりはくるものです。
朝の体重と体温の測定、毎食前後の血糖測定(耳たぶや指に針を刺します)、毎食後の30分間の運動、さまざまな検査、採血、医師の回診、管理栄養士や運動療法士との面談、看護師の来室、糖尿病教室、小集団学習会…。
退院後から一生涯続く通院治療と自己管理(食事・運動・睡眠・ストレスマネジメント)による血糖コントロールのため、あらゆる面から指導を受けました。
実はこの2週間、せっかくなので本をたくさん読もうとか、ジムに行けないので自重トレーニングを極めようとか、英語を勉強しようなどと、策略を巡らしていました。
しかし予想以上のハードスケジュールのため、ほとんどは計画倒れ。
「忙中閑あり」で、珈琲を飲みながらこのブログを書くのがせいぜいでした。
考えてみれば、これまで仕事を家に持ち帰ったり、まとまった休暇が取れると似たようなたくらみを企てたりしましたが、ほぼすべて失敗に終わっています。
仕事以外にやりたいことは、やはり日常生活に少しずつ組み込むしかないのでしょう。
「非日常に期待するな」を胸に、今日一日、いまここで勝負するしかなさそうです。